お家にみかんが大量に余っている…そんな時には、クリームチーズを使ったみかんタルトを作ってみるのはいかがでしょうか？サクサクのタルト生地に、ジューシーなみかんとクリームチーズの爽やかな甘みが、お口の中で広がります。見た目もとっても華やかです。意外と簡単にできる、手作りタルトのレシピをご紹介します。
所要時間目安：作業時間＋冷やす時間で、2時間半～3時間程度
日の丸みかんは、皮が薄くジューシーで内側の白い薄皮も柔らかいのが特徴です。濃厚な甘みが、ほのかな酸味でさらに引き立ちます。愛媛県のブランドみかんです。
必要な道具
- 12cmタルト型（底抜けがおすすめ）
- ボウル×２
- 泡だて器 もしくは ゴムベラ
- 小鍋 （ナパージュ用）
- めん棒 （タルト生地を伸ばす用）
- クッキングシート
- 重石
材料（12ｃｍタルト型）
タルト生地
- 無塩バター…40ｇ（常温）
- 砂糖…15ｇ
- 薄力粉…80ｇ
- 卵黄…1/2個分
クリームチーズクリーム
- クリームチーズ…80ｇ（室温）
- 砂糖…15ｇ
- 生クリーム…60ｇ
タルトの飾り
- 日の丸みかん…2個 （お好きなみかんで大丈夫）
ナパージュ
- マーマレード…大さじ1
- 水…小さじ1
作り方
タルト生地を作る
準備：オーブンを180℃に予熱しておきます。バターを常温に戻しておきます。
- ボウルに、バターと砂糖を入れすり混ぜます。
- 卵黄1/2個分を加えて、よく混ぜます。
- 薄力粉をふるい入れて、ゴムベラで切るように混ぜ合わせます。
- ひとまとまりになったら、ラップをして冷蔵庫で30分以上冷やします。
- めん棒で、３ｍｍくらいの厚さに伸ばしてタルト型に敷きます。
- 底にフォークで数か所穴を開けます。クッキングシートを被せ、その上に重石を載せます。
- 180℃のオーブンで、焼き色がつくまで15~20分焼きます。
クリームチーズクリームを作る
- 室温に戻したクリームチーズと砂糖を混ぜます。
- ボウルに生クリームを8分立てくらいに泡立てます。ツノが軽く曲がるくらいです。
- 泡立てた生クリームを2～3回に分けて加え、滑らかにします。ゴムベラで、底からすくい上げるようにさっくり混ぜます。空気をつぶさないようなイメージです。
- 冷蔵庫で冷やして、トロっと落ちる程度の硬さに調整します。
みかんの準備
- みかんの皮を剥いて、白い筋をなるべく取り除きます。この時、房を分けないようにしましょう。
- みかんを横半分に輪切りにします。
- もし種があれば、取り除きます。
- 水気が多い部分は、キッチンペーパーで軽く押さえます。
ナパージュを作る
- アプリコットジャムに水を加え、小鍋で温めます。
- なめらかになったら火を切り、ぬるめに冷ましておきます。
組み立て
- 焼いたタルト台に、クリームチーズクリームを均一に広げ表面を整えます。
- 中心に、断面を上にしてみかんをのせます。外側は、みかんを1～3個ずつの房に分けながら並べ、隙間が無いように埋めていきます。
- ナパージュを薄く2度塗りします。
- 完成！
ポイント
- タルト生地は、なめらかにまとまるというより、そぼろ状になったものを手で軽く押さえてひとつにする感じ。
- タルト生地はしっかり焼くと、湿気にくいです。
- 生クリームは軽く泡立ててからクリームチーズと混ぜることで、ふんわりとしてみかんをのせても支えられるようになります。
- クリームは平面にならすと、みかんをきれいに乗せやすいです。
- みかんの水気はしっかり除いておきましょう。
まとめ
タルトの上にみかんがモリモリ、そして断面はツヤツヤ。見た目にもおいしいタルトが完成しました。
クリームチーズクリームが甘さ控えめでさっぱりとして、ジューシーな日の丸みかんと、サクサクなタルトと合わさって、お口の中は幸せでいっぱい！12ｃｍの小さめサイズなので、自分用にでも作りやすいですね。もちろん、ご家族やお友達と分け合ってもいいですね。
今回使用したみかんは、愛媛県産日の丸みかんです。スーパーのポップには”糖度11度以上”と書いてありました。見るからにおいしそうで、剥いているときに思わずパクパクとつまみ食いしてしまい、もう一つ剥く羽目になりました（笑）クリームの甘さにも負けない、しっかりとした甘さのみかんでした。
工程は多めですこし大変そうに見えますが、難しいポイントは少ないので、ぜひ挑戦してみてください！
おすすめ食材＆調理道具
おすすめ食材
日の丸みかん（愛媛県産）
甘さと酸味のバランスが良く、断面がキレイに見えるのでタルトにぴったり。果肉がしっかりしていて、輪切りにしても崩れにくかったです。
クリームチーズ
なめらかでクセがなく、クリームチーズクリームにも使いやすかったです。
おすすめ調理道具
12ｃｍタルト型（底取れタイプ）
小さめタルトは扱いやすく、1~2人分にちょうどいいサイズ。
そこが取れるタイプなら、焼き上がりを崩さずにきれいに取り出せます。
シリコンヘラ
生地やクリームを混ぜやすく、ボウルの側面についた材料も無駄なく集められます。
洗いやすいので、一つ持っておくと便利。
ハンドミキサー
生クリームを泡立てる時に重宝します。手で泡立てるのは時間的にも体力的にも大変なので、ハンドミキサーを使用しています。短時間で作業が進み、仕上がりも安定します。
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